がんばれ ホリエモン 打ち上げ成功目指して

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がんばれ ホリエモン 打ち上げ成功目指して

出典 http://haraguchi.info

小型ロケットでは難しいとされる液体燃料ロケットを採用している

ナチスドイツのV2号と同じシステム

出典 http://www.jiji.com

人類史上初めてのロケットはナチスドイツの開発した弾道ミサイルV2号とされる。

このロケットは、奇しくも今回ホリエモンたちが挑戦している液体燃料を採用したロケット。

推進剤はエタノール、酸化剤に液体酸素を採用している。

普通、ロケットをこしらえる時は、 2種類のシステムがある。

それは燃料を何にするかによる。液体を採用するのか個体を採用するのか。

人類史上初のロケットは液体燃料を採用していた。

ホリエモンロケットもロケットの小ささとは裏腹に構造の複雑な液体燃料を採用。

この2種類のシステムにはそれぞれ持ち味があって、長所短所がある。

構造上難しいのはダントツで液体燃料。

しかし難しくとも得られるメリットはとても多い。

まずロケットの着火や再着火を簡単に繰り返すことができる。

同じ重さの燃料を使ったときに固体よりも大きな出力を得られ効率が良いのである。

今世界中の主流となっているロケットは用途にもよるが主なものは液体燃料を採用している。

ホリエモンによる前振り

実はロケットの開発はとても難しいとされている。

世界中どこでも開発されていて意外と簡単なようにも思えるが、報道とは裏腹にそのシステムの技術的な部分は、ほとんど全てが極秘扱いされている。

液体燃料の場合は、特に燃料を送るポンプや送る際のパイプの配置であったり形状であったり、たくさんの実験を経なければ得られない情報が特に多い。

今ロケットで成功しているのは民間企業ではごくわずかである。

豊富な資金力と、ロケット開発を進める卓越した技術力、そして何よりも熱意がなければ不可能だろう。

今世界に存在している主なロケットは皆国家主導で開発運営されている。

アメリカではNASA、日本ではJAXA すべて国家主導である。

民間の参入する余地はなかなか厳しいと言える。

打ち上げ失敗の生中継

映像を見てわかるとおり失敗はしているのだが詳しく見てみると、特徴が。

噴射が始まって4秒後。画面に向かってロケットの左側より小さな炎が吹き出しているのが見える。

この直後ロケットは一旦噴射が止まって、空中に止まる。

その後もう一度炎が出るが、これは噴射口からの炎ではないと思う。

すでに推力は失われており、そのまま地面に墜落となった。

重要なのは4秒後の横向きの噴射。この時に燃料供給系のトラブルが起こった可能性が。

燃料を送るパイプが外れたか、破裂したか。

これ以降は、噴射ノズルには燃料は供給されていないように見える。

液体燃料ロケットの燃料供給システムは最極秘である。

この部分がロケット技術の核心部分と言っていい。JAXAのH2Aロケットも、何度も実験と失敗を繰り返し確立してきた技術である。

残念ながらこの部分の技術供与はなさそうである。

また噴射ノズルは大変な圧力と高温にさらされるため、いかなる材質を用いても材質だけではその熱を防ぐ事はできず、別立てで冷却システムを用意することになる。

たいていは燃焼用の燃料を冷却材として、噴射ノズルの周りに細いパイプで回すのである。

ほとんどのロケットの噴射ノズルは細かな横の筋がついているが、あれはすべて冷却用のパイプが配置されているのである。

技術的にはクリアしなければいけない課題がとても多く、成功までの道のりは厳しい。

Twitterのまとめ

出典 http://www.tokyo-np.co.jp

Twitterでも失敗にめげずに頑張れの応援メッセージが多い。

夢のある事業である。ロケット技術は失敗の果てに成功があるのだから。

まとめ

当日設けられた観客席の様子

出典 http://pbs.twimg.com

成功しても失敗しても大勢の人たちに直接見届けてもらう姿勢は立派だと言える。

とりもなおさず安価なロケットをネットの公募で募金を募り、わずか3000万円ほどで打ち上げをと言うのである。

ロケットの打ち上げならば単純に億単位の費用が必要。

出典 http://himajin.cocolog-enshu.com

日本の誇るH2Aロケットは他の国と比べてもお安い打ち上げ費用100億円。

日本のJAXAの年間予算が3000億円程度で、半分ぐらいは気象庁にとられているようだ。

実際使えるのは国家といえども2,000億円弱である。

ちなみに、アメリカのNASAは4兆円の予算を誇る。

有人飛行も含むので巨大な予算で他国の追随を許さない。

もっともアメリカ以外の国も明かしていないだけで莫大な予算をつけているはずである。

宇宙開発はとんでもない予算がかかる。

こういった事情から考えたときに、ホリエモンロケットの値段の安さは桁が2つ3つ違うのかもしれない。

ありえない低予算である。

もっとも、これから多くの実験や検証を繰り返して技術を煮詰めていく必要がある。

インターネットを熟知しているホリエモン。費用の捻出は巧みに進めていくものと思われる。

夢のある事業なのでぜひとも成功してほしいものだ。

次回の打ち上げ成功を大いに期待したい。

いつものキュレーションサイトで記事作成。ロケット工学は軍事の絡みもあって、公開されていない部分がとても多いのです。

可能な限り調べ上げて計画の難しさを追求してみました。

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